Q パーツを注文することができますか。
A リールパーツのご注文をご利用ください。
Q 修理を依頼することはできますか。
A リールの修理・オーバーホールをご利用ください。
Q ハンドルを回してクラッチを戻す時に正常に繋がりません。(半クラッチ状態になる)
Q ハンドルを回した時にクラッチが戻りきらずギヤから異音(ジー音/カリカリ音)がする。
A 五十鈴工業製ベイトリールのクラッチはスプールへのテンションが掛かったときに正常に作動する仕組みとなっております。そのためドラグが緩んでいるとハンドルを回した際のテンションがスプールへ掛かり切らず、ギヤの噛み合わせが不十分な状態(半クラッチ)になります。なお、初期出荷状態のリールは輸送中の負荷を減らすためドラグを最大限緩めております。ドラグは適正範囲に締めてからお使いください。
また、同様にハンドルをごくゆっくり回しながらクラッチを繋ぐと、スプールへのテンションが足りずギヤの噛み合わせが不十分な状態になります。実釣でご使用になるようにある程度勢いをつけてハンドルを回していただき、クラッチの作動をご確認ください。
確認方法として、ドラグを締め、スプールを指で軽く押さえた状態でハンドルを回していただき、スムーズにクラッチが繋がる場合は正常となります。
※実釣ではルアーを引くラインによってスプールにテンションが掛かるため、ゆっくりハンドルを回しても半クラッチ状態になることはほとんどありません。
Q 外装が剥がれてしまいました。再塗装をお願いできますか。
Q サイドカップに傷が入ってしまいました。修復をお願いできますか。
A 塗装が剥がれた箇所の塗り直し、外装に付いた傷の修復などは行っておりません。
Q ハンドルを回すと逆回転方向に少し戻ります。組み間違いでしょうか。
A ハンドルが逆回転方向に少し戻る現象は仕様です。
一部を除き、五十鈴工業製ベイトリールはラチェット式と呼ばれる構造となっており、ハンドルの逆回転方向への遊びを無くすワンウェイクラッチを備えておりません。
本モデルに限らず、ラチェット式はオールドリールに多く見られる構造となっておりますので、クラシックな雰囲気と併せてこの仕様もお楽しみいただけますと幸いです。
Q ドライブシャフトスクリューが外れません。
A ご使用のリールが左ハンドルモデルの場合、逆ネジ(通常のネジと締め・緩めの回転向きが逆)を使用しております。通常ネジと逆の方向に回して外してください。
Q ドライブシャフトスクリューのネジ頭を捻切ってしまいました。修理をお願いできますか。
A ネジ頭が切断されたドライブシャフトスクリューはご自身でも除去可能です。
下記方法で除去可能かお試しください。ネジ止め剤などをご使用の場合は除去が難しいため修理・交換をご依頼ください。
Q ロックプレートスクリューを傷つけずに回すためのドライバー規格を教えてください。
A ロックプレートスクリューのネジ溝は0.8mmで製造しております。
JIS規格2番のマイナスドライバーに相当しますが、メーカーによっては公差が大きく入らない場合もございます。そのため、JIS規格1番(先端厚0.7mm・センタ幅5.5mm)をお選びいただくと良いと思います。
ただし、メーカーによって先端の平らな部分の広さや仕上げの都合で大きさが若干違う場合がございます。ホームセンターや工具店にリールを持ち込み、必ず店員の方に承諾を得た上で、実物にてチェックいただくことが確実です。
また、いずれのドライバーの場合も「ネジ側に押し付ける力7割:回す力を3割」を目安にお取り扱いいただくことでネジ溝への傷が軽減できます。
Q BC42/44シリーズのプッシュボタンの一部がフレームのネジシャフトに干渉して、ハンドルユニット側を取り付けることができません。
A BC42/44シリーズは、プッシュボタンの板状部分がフレームのネジシャフトに敢えて当たる仕様に設定されており、ボタンの高さを調整する役目を持たせております。また、プッシュボタンを半押しすることで、ハンドル側のユニットがフレームに差し込みやすくなります。
この症状はBC42/44シリーズ特有の仕様となっておりますので不具合ではございません。
Q BC42シリーズのサイドリングを組み付けると隙間ができます。
Q BC42シリーズを組み上げた後、アイドルギヤが回らなくなりました。
A サイドリングの組み間違いが原因です。
サイドリングの中にはアイドルギヤの接触を逃がす加工がされています。また、フレームのピンと合う位置に切り欠き加工をしていますので、位置を合わせて組み付けてください。
Q ハンドル側ユニット単体でハンドルを回すと異音が発生します。
Q スプールを入れない状態でハンドルを回すと異音が発生します。
A 五十鈴工業製ベイトリールはスプールが入ることで初めて正常に機能するように作られています。
スプールが入っていない状態ではギヤ同士が正しく噛み合わないため異音がします。
この行為はギヤを傷める原因にもなりますので絶対にお止めください。
Q キャスト時に異音がします。
A いくつか原因が考えられますが、多くはグリスとオイル不足です。
スプールの先端とスプールピニオンにグリスを、シャフトとベアリングにオイルを注してお使いください。
Q ハンドルを勢いよく回してストップすると異音がします。
A ハンドルを勢いよく回して急に止めた場合、通常では生じない大きな負荷がギヤに掛かり異音が発生します。
ギヤの損傷に繋がる行為となりますので絶対にお止めください。
Q レベルワインドが動かない(動かないときがある)
Q ハンドルを回してもスプールが動かない(動かないときがある)
A パーツNo.53「スタードラグ」を締め込んでからハンドルを回していただき、その際スプールまたはレベルワインドが動くかご確認ください。特に出荷初期状態はドラグを最大限に緩めた状態で出荷しております。
Q キャスト後、ハンドルをゆっくりと回してクラッチを戻すとギヤから異音が起こり、回転に違和感があります。
A 五十鈴工業製ベイトリールの構造上の仕様です。
プッシュボタンを押してクラッチオフ、ハンドルを回してオンに戻す際に、構造上スプールへのテンションが必要となります。ゆっくり回すとテンションが足りず、いわゆる半クラッチの状態になる場合があり、異音や振動がするなどギヤの組み合わせに違和感が生じます。
Q ブレーキカラーの大径と小径の違いを教えてください。
A ブレーキカラーは大きさによって、遠心ブレーキの強弱を変えることができます。小径は弱、大径は強となっておりますのでタックルセッティングに合わせてご使用ください。
Q ブレーキカラーがよく外れます。
A ブレーキカラーが正しく組み付けられているかご確認ください。
また、ブレーキカラーのツバや足はバリではありませんので切り離さず、そのままお使いください。
Q SSサイドキャップの調整について教えてください。
A SSサイドキャップは完全に締めた状態でお使いください。
緩めるとスプールがフレームに接触し、異音や飛距離減に繋がります。